Drive log

軽井沢に旅行した際、丸一日、自由に使える時間ができました。しかし、その日は朝から曇りがち。せっかく軽井沢まで来たのですから、どこかへ行こうと思ったのですが、浅間山をはじめとする風景のよい場所を訪ねるには、少し天候が物足りない感じでした。

そこでChatGPTに相談して、軽井沢から車で行くことのできる、由緒ある神社や歴史的な場所を探してもらいました。そのなかで見つけたのが、佐久市田口に鎮座する新海三社神社です。

軽井沢から国道18号を走り、追分付近から南へ向かいました。軽井沢周辺の森のなかを走る道とは異なり、やがて視界が大きく開けてきます。佐久平と呼んでよいのでしょうか。山々に囲まれた広々とした土地を走っていると、信濃という地域の雄大さを感じます。これだけでも、なかなか素晴らしいドライブ体験でした。

新海三社神社の近くには、幕末に築かれた星形の城郭として知られる龍岡城五稜郭があります。今回はそばを通っただけでしたが、こちらも興味深い場所でしたので、また機会があれば紹介したいと思います。

龍岡城の近くから、風情のある少し細い道を進み、新海三社神社に到着しました。

車を降りて境内へ向かうころには、いつの間にか雲が切れ、木々の間から夏の日差しが差し込んでいました。濃い緑が日の光を受けて輝く光景は、本当にここまで来てよかった、と思わせるものでした。

参拝する人の姿はまばらで、境内にはほとんど私しかいないような時間もありました。大きな木々に囲まれた参道を歩いていくと、日常の音が遠ざかり、別の時代へ入っていくような感じがします。

新海三社神社は、佐久地方の開拓の祖神とされる興波岐命を東本社に、その父神である建御名方命を中本社に、伯父神の事代主命を西本社に祀る神社です。古くから佐久地方の総社として崇敬を集めてきたとのこと。

拝殿の奥には三つの本社が並んでいます。そのうち東本社は室町時代の建築と推定され、国の重要文化財に指定されています。華美というよりは、長い時間を静かに積み重ねてきた建物という印象でした。

さらに特筆すべきなのが、社殿の奥に三重塔が残されていることです。

この三重塔は永正12年、1515年に建てられたもので、東本社と同じく国の重要文化財に指定されています。神社の境内に仏教建築である三重塔が立っているという、不思議で美しい光景です。

もともとは境内にあった神宮寺の塔でした。明治維新後の廃仏毀釈の際、神宮寺は別の場所へ移されましたが、三重塔は神社の宝物庫、つまり倉庫であるという名目によって、破壊を免れたのだそうです。。緑に包まれた境内に、五百年以上前の三重塔が静かに立っている。その姿を見ていると、歴史というものは、大きな出来事だけではなく、その時々の人々の小さな判断によっても守られていくのだな、と思いました。

境内ではトンボが飛び交い、ふと頭上を見上げると、青空のなかをトンビがゆっくりと舞っていました。夏の濃い緑。木々の間から降り注ぐ光。室町時代から残る社殿と三重塔。そして、空を舞うトンビ。そこには、日本の自然と古い信仰、そして人々が守り継いできた文化が、一つの風景となって残されていました。

曇り空だったからこそ訪れることになった新海三社神社。思いがけず、素晴らしい夏のひとときを過ごすことができました。

それでは。

Drive log

先日、テスラで長瀞の宝登山神社まで行ってきました。

朝5時台に自宅を出発し、関越自動車道を走って花園インターチェンジへ。そこから国道140号に入り、皆野寄居有料道路を経由して長瀞に向かいました。

早朝ということもあって、長瀞のあたりは割と車が少なく、なかなか快適なドライブでした。以前訪れたことのある上長瀞駅のそばを通り、そのまま長瀞駅前へ。以前は電車で来た場所を自分の車で走っているというのは、なんとなく不思議な感じもします。

長瀞駅前から再び出発して、宝登山神社の方へ向かいました。宝登山神社には以前も来たことがありますが、もちろん車で来るのは今回が初めてです。それでも思っていたよりも走りやすく、自宅から1時間半もかからずに到着しました。

電車で行くと、おそらく乗り継ぎも含めて2時間から3時間ぐらいはかかる場所だと思います。それが車であれば、早朝の高速道路を使うことで1時間半弱で来ることができます。秩父というと、東京からはそれなりに遠い場所という印象を持っていましたが、車で来てみると、思っていたよりも近いのだなと思いました。移動手段が変わると、場所までの距離感も変わるものなのですね。実際の距離はもちろん同じなのですが、これまで一日がかりで行く場所だと思っていたところが、朝のうちに往復できる場所に変わるというのは、テスラに乗るようになって感じた新鮮さの一つかなと思います。

宝登山神社には7時前に到着しました。まだ参拝する人もそれほど多くなく、境内を割とゆっくり見ることができました。

宝登山神社は、以前から美しい神社だなと思っていました。ただ、これまではあまり時間に余裕がなく、社殿の細かいところまでゆっくり眺めることができませんでしたので、今回はなかなかいい機会になりました。社殿の装飾は実に華やかで、彫刻も彩色もとても美しいものです。単に神社が美しいというだけではなく、こうした建物を見ると、かつての秩父地方の経済的な豊かさのようなものも感じます。秩父神社も割と装飾の美しい神社ですので、秩父という土地には、山あいの静かな町というだけではない、文化的な厚みのようなものがあるのでしょう。こうした神社が残っているということ自体が、この地域の歴史を表しているようにも思いました。

参拝を終えて、帰路に着きましたが、まだ運転に慣れていないか、かなり神経を使います。そこで嵐山パーキングエリアで少し休憩しました。そこで缶コーヒーを一本飲んだところ、なんとなく復活しました。ほんの短い休憩でしたが、車を降りて身体を動かすだけでも、かなり違うものだなと思います。自宅に戻ったのは午前9時頃でした。朝の3時間ほどで長瀞まで往復し、静かな時間帯に宝登山神社へ参拝できたということで、朝のドライブとしてはなかなかよかったと思います。

一日が始まる前に、少し遠くまで出かけて帰ってくるというのもいいものですこうしてこれまでとは違う形で場所を訪れることができるのは、なかなか新鮮な感じがします。

それでは。

Tesla

3年ほど前から、そろそろ車を買わないと、と頭をめぐらせていました。歳を重ねると、車に乗るのも一苦労。通院などで家族もそろそろ車が必要? であれば、柔軟にものごとに対処できなくなるまえに、車の運転を再開しておかないと、と言う想いがあり、いろいろと情報収集をしていたのでした。

車を持っていない人が車を買うというのは、大変なことなのです。

そこでいろいろ迷ったり資金を調整して、テスラを買おうと、決たのでした。

それが、2026年5月初旬のこと。当時は、世界はアメリカとイランの戦闘で、ホルムス海峡の封鎖のニュースが日々流れているなか、ガソリンの値段や供給に不安を感じる世相でもありました。

Drive log

このWordPressも構想以来あまり動いていませんでしたが、一つ記事を書いてみます。

先日、テスラYを駆って、高麗神社に行ってみました。この神社、高句麗の王子である若光を祀ったという神社で、出世明神として有名だそうです。参拝後総理大臣に就任した事例があるからとのこと。

朝、5時半に家を出て、神社に着いたのは6時半を回ったところ。関越から鶴ヶ島ジャンクションを経て圏央鶴ヶ島で高速をおり、高麗神社へ。夏の盛りですが、朝方の冷んやりとした空気は冷房も必要を感じさせません。湿った空気の甘い匂いにうっとりとします。

神社へ向かう県道74号はなかなか素晴らしい道でした。直線が長く続く付近は、本当に気分が良いです。

その後、カワセミ街道とされる道を南東へ走ると高麗神社へ。ところが、駐車場が閉鎖されており、一瞬目を疑いました。どこかに路駐するかな、と思いましたが、鳥居の左手に常設の駐車場があり、胸を撫で下ろしました。

それにしても、この神社は本当に良い気に満たされていました。

さらに山頂にある水天宮も参拝。急な山道を登り、しばしの達成感。

高麗神社参拝を終えたのちは、鶴ヶ島のスーパーチャージャーで充電。広々とした土地で、人間もクルマも充電できました。

テスラの件はまた書きますが、ようやく一人で1時間を超えるドライブができるようになりました。惜しむらくは、運転中の風景を撮影できないこと。今後に向けて、少し工夫をしようと思いました。

それでは。